皆さんは、宇宙船と聞いて何を思い出すのでしょう、アポロやスペースシャトルなどいろいろありますが
私は「宇宙戦艦ヤマト」でした。
今回は宇宙船のメンテナンスを手伝ってほしいと突然のお電話を頂きました。
本当の宇宙船はNASAやホリエモンさんたちが本職ですが、今回は科学館の宇宙船体験コーナーの宇宙船です。
25年ほど前に設置されたものですが、実際の油圧ポンプや電気系統は専門の方が毎年メンテナンスされています。
安全がたもたれて長く長崎の子供たちに宇宙への夢を大きく広げてくれています。
ですがすべてを制御しているパソコンがNECの9801でMS-DOS6.2で制御されています。
メンテナンスの時もパソコンのDOS画面で確認をしないといけません、今まで整備されてきた人たちが高齢で出来る人がいないので助けてほしいとのご依頼でした。
最初はそんな見たこともない制御のソフトをメンテできませんよ、と断っていました。
何度もお電話いただき、私の悪いくせで「そこまでお困りなら何ができるかわかりませんが、見るだけでも」と結局同行することになってしまい、「なんで受けちゃったんだろうと」しばらくビクビク悩んでおりました。
当日15名ほどの作業スタッフとともに科学館に入り、専門のスタッフ様たちはセンサーを交換したり、フィルターなど交換作業をてきぱきこなされていました。
さあ、最後の確認を「鳥越さん、お願いします」と言われたとこから必死に現状を確認し、20年前のDOSも何とか記憶をたどり、朝8:00からの作業を夕方17:00に無事終えることができました。
よくよくお話を聞くと、最初はコンピューターメーカーの役員の人に相談したそうです、そこでメーカーの方が長崎で出来る人を探してみるよ!
となって私にお電話いただいたそうです。長崎選抜で私を選んでいただいたのは、ちょびっと、うれしいです!(本当はビビッてましたが)
この経験を皆様にちょっとでもお役に立てるよう更なる努力をして頑張ろうと思います。